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「IFA」って? その2

12月も半ば。年賀状の受付もはじまりましたね。皆さん、準備は万全ですか?切羽詰まらないと動き出せない私は、まだ手つかず・・・。来年は、早めに準備しようと思います。(と、毎年思っているのですが。)

前回に引き続き、「IFA」のお話です。

『IFA』は、「インディペンデント(独立系)ファイナンシャルアドバイザー」の略。特定の金融機関に属さず独立・中立的な立場からお客様に資産運用のアドバイスを行う金融の専門家です。

イベントやセミナーで、お客様と「IFAを知っていますか?」というお話をすることがありますが、「知っている」というお答えをいただくことはほとんどありません。というのも、IFA現在、全国で約3,330人程度。まだまだ人数も少ないこともあり、知名度の低さを、毎回実感します。そんなIFAですが、米国や英国では、投資信託の約70%は、IFAを通して購入し、継続的なアドバイスを受けていると言われているメジャーな存在です。

下のグラフは、日本と米国の家計の資産構成を比較したものです。(日本銀行調査統計局(2015/9/30)より)

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日本では、現金・預金が50%以上であるのに対し、米国では、債券・投資信託・株式などの金融商品が50%以上を占めます。日本よりも資産運用が一般的な米国では、よりIFAの存在が必要とされているといえるのかもしれません。

さて、そのIFAとはいったいなんだろう?ということをわかりやすくお話しすると・・・。今、保険に加入したいときや、保険の見直しをしたいときに、保険代理店に足を運ぶ方が増えています。ショッピングモールなどでも、必ず保険ショップを目にしますね。個々のライフスタイルや、要望に合わせて、たくさんの保険会社の商品の中から、最適なものを紹介する、というサービスですね。

その「保険」を、「資産運用」に置き換えたときの保険代理店にあてはまる役割。それが「IFA」です。中立な立場から、お客様に合わせた運用方法についてのご相談、個別商品の説明、さらには購入の手続きから、商品購入後の管理と、資産運用の全般においてご相談いただくことができます。

まだまだ知名度の低いIFAですが、これから資産運用をお考えの方にとっても、現在運用されている方にとっても、きっとお役に立てる存在です。資産運用を始めたいけれど、よくわからない・・・、現状の運用のままでよいのか、不安がある・・・など、それぞれの方に合わせたアドバイスが可能です。ぜひ、IFAの制度をご活用いただくことをおすすめします。

★来週はいよいよクリスマス!弊社があるビルのクリスマスツリーです。

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