資産運用

リバランス

投資信託リバランス

こんにちは。FPブレーンの見川です。
台風の影響が気になる本日。
大きな被害がないことを祈るのみです。

10年以上前に買った、愛用のネックレスがあります。
昨日、ふとそのブランドのショップに立ち寄ったところ、ネックレスに気づいたお店の方が、無料クリーニングを勧めてくれました。(よっぽど、色がくすんでいたのだと思われます(笑))
クリーニング後の変化にびっくり。新品のようにキラキラの輝きになりました。
嬉しさと共に、メンテナンスの大切さを実感!

さて。資産運用においても、メンテナンスは重要です。
価格の変動に左右されず、長期間「寝かせる」ことが、堅実な資産運用につながりますが、長期間の運用を行っていく間に、当初決めていた資産の配分が崩れていくことがあります。

上の図のように、株式と債券の配分を1:1として始めた運用ですが、時間の経過とともに、株式のウェイトが高くなっています。ここで、当初の1:1の配分に戻すために、株式を売却し、債券を購入する。
これが、リバランスです。

運用を始めるときに、リスク許容度によって、資産配分を決めていると思います。株式の配分が多くなれば、一般的に、より積極的な運用を行う配分に変化しているということになります。
リバランスを行うことで、当初の運用スタイルを守り、分散効果を得ることができます。

また、こうしたリバランスにより、価格変動に左右されるのではなく、ルールに沿った形で、自動的に「高い商品を売り、安い商品を買う」ことになります。

ただし、売買を行うときには、信託財産留保額や、運用益に対する税金、購入手数料などのコストがかかります。
リバランスを実施することの利点を考えると、必要経費と考えることもできますが、少しの配分の変化のたびに頻繁に売買するのではなく、一定の期間を決めて、定期的に行うことをおすすめします。

*8月5日幕張ビーチ花火フェスタでの一枚!1時間で2万発の花火。夏を感じました!