普通預金に預けっぱなしで本当に良いと思っていますか?
「預ける、お金」、と書いて「預金」しかも元本保証。
しかし、債務超過により、銀行が破綻した場合は、「預けているお金」つまり「預金」の返還は確実ではありません。「元本保証」とは一体何なのでしょう。
「でも、1,000万までは、返ってくる」と考える方は少なくありません。
しかし、この1,000万までの保証は、銀行が保証しているものではなく、破綻した時のために銀行が掛けている保険(預金保険機構)から保証されるものです。
つまり、実質「預金」は、銀行の事業資金に使用されていることになります。
これは「投資」ではないのか!?・・ どこが「元本保証」なのか、仕組みに対する疑問がおきます。
勝間和代さんの有名な著書「お金を銀行に預けるな」。まさにそのタイトル名の通りです。
そもそも、銀行は「融資業務」をメインとした金融機関ですから、「お金を借りる」金融機関であり、「お金を預ける」ところではないのかも!?
金融に対する知識は、思い込みもあり、正しい情報を正しく理解しなければなりません。
では、お金を預かることをメイン業務としている金融機関はどこでしょう。
それは「証券会社」です。
まず、「資産の預託に適した金融機関」である証明の一つが「分別管理制度」です。
※日本証券業協会「分別管理Q&A」PDF
「証券会社に預託された資産(現金、投資信託、株式、債券等)は、万が一、証券会社が破綻しても、そのすべてをお客さまに返還できるような仕組みになっています。
(金庫で保管されているイメージですね)
投資教育を受ける機会のない日本人は「投資=ギャンブル」と間違った理解をし、
「証券会社=投資、ギャンブル、私には関係ない・・・」これも、全く事実と異なる間違った情報が一般化されています。
まず、家計管理は、金融機関を正しく利用することから考え直す必要があります。
それと、金融機関と言えば、「銀行」「証券会社」の他に「保険会社」があります。
こちらも、その名のとおり、「保障商品」を購入する金融機関で、本来「お金を預ける」場所ではありません。(ここでは詳細は割愛しますが)日本人が大好きな貯蓄保険は「掛け捨ての保障」と「貯蓄」が合体した商品です。一見、保障を受けながらお金が貯まるので、「お得」に感じるようですが、「万一保障」と「資産形成」は、別々に切り離して総合的に判断した方が、破綻リスクの軽減、利回りのアップにも繋がる可能性があります。
将来の資産形成を保険商品だけで解決することにも見直しが必要です。
わたしたち購入側から見れば、金融機関の使い方を守るだけで、資産を安全に管理する事ができる上、 商品選定の失敗からも、少なからず回避出来るようになります。
このようなアドバイスを受けられる場所は日本ではなかなかありません。
正しい情報を適切に案内し、ひとりひとり異なる、ライフスタイルや性格、価値観などに応じてアドバイスをしております。
是非、「普通預金」に預けっぱなしで、悩んでいたら、是非ともご相談ください。
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