初心者応援「お金を学ぼう会」

お財布を3つにわけよう

家計を管理するうえで、まずはじめにやること。
それは、お金を3つのお財布に分けることです。
給料の振込口座にそのまま入れて管理していたりしませんか?
残高があると安心して、ついつい使いすぎてしまったりするものです。
口座の残高が減ると、ちょっと生活を引き締めてみて、
そして、また残高が増えると、なんとなく使ってしまう。
この、「なんとなく使っている状態」をなくすことが、大切です。
そのために、お金を3つに分けましょう。
1.使う財布
毎月の生活費
➡<管理方法>出し入れしやすい銀行の普通口座、証券口座のMRFなど
2.貯める財布
車の買い替え、急な冠婚葬祭、旅行など、毎月ある出費ではないけれど、数年先には使う予定がある。もしくは臨時支出に対応するためのお金。
➡<管理方法>債券、公社債投信など
3.殖やす財布
10年以上使う予定がないお金
➡<管理方法>資産運用
給与を、はじめからこの3つの財布(口座)に分けてしまいましょう。
「生活費が余ったら、貯める」ではなく、
貯める財布、殖やす財布に先取りすることが最大のポイントです。
そして、それぞれに適した管理方法をすることも大切です。
特に、「10年以上使わないお金」を、活用しない手はありません。
「長期間貯めるだけの財布」ではなく、資産運用で「殖やす財布」にすることで、将来のお金をしっかり準備しましょう。